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第17話 戦争による代償②

last update publish date: 2025-12-30 10:48:43

月の民殲滅戦から2年。私は16歳になった。

ちょうど超日食(ノヴァ・エクリプス)によって悪魔が出現する数日前だった。

相変わらずシルフは納税の取り立てにより、国民の生活は苦しくなっていた。

そして超月食が起こる20日ほど前、王の側近である宰相のハイド・スペクターが外出していた時があった。

理由は聞かされていないが、私はこの時に王と話をする為に王室の扉まで来ていた。

全ては、あのハイドが来てからおかしくなった。だから、少しでも話をしてみたい。

しかし、私は扉の前に立っていた魔導兵の人達に止められた。

「王に会わせて下さい!話があるんです!」

「ダメです。いくらフィナさんの命令でもここは通すなとハイド様から言われてます。」

ハイドが王の側近になってから今まで誰かと対面して話をしていないのはあまりに不自然すぎる。

必ず側にハイドが付いていて、あいつが居なくなった途端にここで閉じこもってるのも何か裏があっての事だと思う。

それを知る為に私は強行的に王と話をしようとした。

「そうですか。では、仕方ありませんね。」

そう言って私は魔法で時間を遅くした状態で目の前の魔導兵の頚動脈を手で強く打ち付け
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うめちゃん
絶対王政の国で思考奪うってエグいな。 フィナからこれ以上何も奪わないで欲しい。
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